当店の価格表に、こんな比較図を載せています。


本寸との違いはわかりますが、5・6寸の違いがわかりません。

今回は、「折将棋盤、5号と6号は何が違うの?」というご質問がありましたので、比較します。



サイズの比較

一般的な将棋盤の天面サイズは33×36cmです。
これを「本寸」といいます。
上の図で見ると、7号はほぼ本寸で作られています。

一方5・6号は「中寸」で、天面サイズは29.5×33cmです。
これは、普及駒がギリギリ並べられるマスの大きさになります。
当店の「中寸セット」も、中寸サイズの将棋盤セットにちなんだ商品名です。

さらに小さい「並寸」というサイズがあり、天面サイズは26×30cmです。
「並寸」は普通のサイズの駒を並べられないので、小さめの木駒やプラ駒を使います。


では、同じ「中寸」の5号と6号を重ねて比較してみます。


天面から見るとほぼ同じサイズ感です。


厚さの違い、わかりますか?

「5号」「6号」というのは、厚みのことです。
10号=1寸=約3.03cmなので、1号はおよそ3mmとなります。
ですので、5号=15mm、6号=18mmとなります。

この寸法は材料での寸法のため、製品の寸法は2mmほど薄くなっています。


重さの比較

重さも比較してみます。


5号が約700g、6号が約900gでした。
厚みの分、6号の方が重量がありますね。
持ってみると、やはり6号の方がしっかりとした厚みと重さを感じます。


まとめ:5号と6号の違いは“厚さ”

5号と6号を実際に比較してみましたが、使用する際大きな違いはありませんでした。
5号の方が価格がお手頃ですし、6号の方が厚さの分、よりしっかりした打ち味があります。
わずかなようで実際使用してみると違うものなので、ぜひ店頭で実物を比較してみてください。


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