こんにちは、囲碁将棋担当スタッフの山田です!


木工製品である囲碁・将棋用品には、耳慣れない名前のものがあります。

その一つが、「新榧」。

碁盤・将棋盤・駒台など、棋具ではよくつかわれる材料です。

「新榧って何?」

「そもそも木の名前??」

という疑問についてお答えします。



新榧とはスプルースのこと

新榧は、スプルース材のことを言います。

・・・スプルースと言われてもピンとこないのは、私だけではないはずです。


スプルースとは?

スプルースとは、マツ科トウヒ属の英名になります。

1種類を指すのではないのですね。


現在、北半球には約50種のトウヒ属の樹種があり、主に北米から大木を輸入しています。

まっすぐ成長するため大きな材がとりやすく、無臭で油分もないため加工しやすいという特徴が幅広く使われている理由です。

その中でも、盤材として向いているのが「シトカスプルース」

シトカスプルースは、西海岸のごく限られた海岸に近い場所に分布し、木目の通りが鮮やかで、細かく緻密なんだそうです。


スプルースの用途

スプルース材は、家具や建材のSPFとしても使われていると言われると、ぐっと身近に感じます。

なるほど、白肌の無垢の家具は素敵ですよね。

そういう意味では、本榧は和室、新榧は洋室に似合う気がします。


スプルースを「新榧」と呼ぶ理由

昔、盤材として使われていたのは榧・本桂・イチョウくらいでした。

この榧とは、もちろん国産の本榧のことです。

しかし、囲碁人気に材料が追い付かなくなり、価格が高騰。

特に榧盤は供給量が少ない為、大変な高値になりました。


なんとか盤に使える材はないかと海外に目を向けたところ、木味が似ていて成長も早く大量輸入できるという理由で選ばれたのがスプルースです。

その頃からスプルースの盤が作られるようになりました。

1960年代のことです。


この榧の代替品であるスプルースに和名をつけるときに、「新」榧と呼ぶことにしたわけです。

似て非なるものに「新」とつけて、あたかも本物に似ているように錯覚させる手法は他でも見られます。

例えば、「新桜」「新椿」「新桂」などがそうですね。

このとき、これまでただの榧だったものが、「これは本当の榧ですよ」という意味を込めて「本榧」と呼ばれるようになったとのことです。


まとめ

新榧とはスプルースのことでした。

本榧の代わりではなく、スプルースの質感を選択肢に入れていただければと思います。


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